2012年10月8日月曜日

サッカーの駅、飛田給





ずっと以前よりこの駅名、気になっている。
飛田はなんとなしにわかるとしても「給」が付いて飛田給駅。
wikiってみた。

『駅所在地にちなむ。荘園精度が盛んであった頃、
この地は「飛田某(とびたなにがし)」という荘園領主から
給された「給田地」であったという地名から名付けられる』

昔は田園風景が広がっていたのかねー。


10/6土曜日は急遽、芝刈の会に誘われ、
前日の21時に慌てて練習場へ駆け込み、
約2時間、血の出る猛特訓で間に合わせた。
夜は黒毛和牛で精を付けて
もっと遅く帰ってもいいかな~?と思ったのだが、
ワガママばかりじゃオトナじゃねえなぁとも考えたりで...
家に帰った30分後には爆睡していた。

朝、目が覚めるまでスッカリ忘れていた東京Vホーム戦。
味スタSS席のチケット無駄にしちゃイカンと思い、
大慌てで家を出た。

関越道から行くにも
大回りで中央道行くにも
ゼッタイ渋滞だろうなー。

所沢ICで一般道へ降りて約10分、
東所沢駅のコインパーキングへ入り、
武蔵野線→南武線→京王線を乗り継いで飛田給駅に降り立つ。
所要時間26分。交通費290+130=320円。

飛田給。
駅名の由来は上記のとおりだが、
駅舎はグッドデザイン賞を獲得だけあって洗練されたイメージ。
続々と緑と青の人々が下車する。

緑はヴェルディ、青は町田ゼルビア。
今日は西東京の両雄が激突する、
『東京クラシック』なのだ。


今日の味スタは快晴♪
前回、前々回はいずれも雨。
お客さんの出足も良いようだ。

なにしろマトモに購入するには5,000円のSS指定席。
眺めが悪いワケがない。
到着時にはエキシビジョンマッチ実施中。

レジェンドスターズvsFCラブフット

ヴェルディOBチーム対芸能人選抜チーム。

松木安太郎氏も老体にムチ打つ張り切りよう。
(ゴメンなさい)

両軍メンバーはご覧のとおり。


さすがにプロOB軍団が勝利!だ。
中でも北沢豪(8)は機敏な動きで見せ場多数。
しかし全般的にスルーパスに追いつけないなど、
相当キツいんじゃないの~?な試合だった。


やはり歴史のあるクラブは重みがある。
ヴェルディはユースから優秀な人材を輩出してるしね。
できればAC長野がJへ上がるまで待っててほしいね。


16:00からはメインイベント。
『東京クラシック』
対する町田ゼルビアは現在最下位。
このままではJFLへ逆戻りだ。
昨年までAC長野と戦った選手が数多く残留している。 


三連休の中日なのだがスタジアムはかなりの入り。
SS席も徐々に埋まり始める。


選手の入場に歓声をあげる町田サポーター。
同じ西東京で負けられない戦い。


夕暮れ時ともなれば、
東京も肌寒い。
ヴェルディはチーム得点王の阿部と
守りの要の富沢が故障で戦列を離れている。
最下位の町田とはいえ油断はできない。

序盤は町田が立て続けにシュートへ持ち込む、
どうみても町田ペースで始まる。
ポゼッションはヴェルディが勝るものの
町田の奪ってから相手陣内への速い攻めは
目を見張るものがあった。

徐々に個の力量で上回るヴェルディが巻き返す。
スピードの面では町田はかなり後手を踏んでいる。
ヴェルディに得点の臭いが感じられないには、
前の二人、飯尾とアレックスにボールが収まらない。
アレックスは常時二人の厳しいマークで、
ほとんど前を向く機会がない。
阿部の代役?の飯尾も中央で受けたパスを相手DFに阻まれ、
なかなかシュートに持ち込めない。
アベタクがいたらな~という不完全燃焼な状態。

JFL時代からスピードの面では長崎といい勝負と言ってよい
町田なのだがヴェルディの早さにかろうじて対応している。
最終ラインで奪ったボールをディミッチへフィードの流れ。
これがJのサッカーなんだなと感心する。

それにしても町田の守りは粘り強い。
ハーフコートの時間が圧倒的に長いのだが、
GK修行をはじめとして中央を徹底的に厚く守る。

前半を0-0で折り返した後半開始直後、
右サイドからマイナスのグラウンダーを中央から上がってきた23梶川、
うまく力をセーブしたミドルをゴールネット上部へ。
ヴェルディが先制!

試合の流れからこのまま終わるかと思った後半40分、
中央から右へ展開しながらPAへ走りこむ平本が倒され、
町田にPKのチャンス。
これをディミッチが決めて1-1同点!
8,600人のスタンドから悲鳴が。

追いつかれた後にヴェルディは、
FW木嶋良輔、フランサらを投入し、打開の道を探るが
無情にも試合終了の笛が...

町田は途中出場の平本でチャンスを得、
ヴェルディは交代タイミングを見誤った。
そんな印象を残したが、
攻守が目まぐるしく変わるスリリングな、
結果はともあれ楽しめたゲームだった。



しかし味スタは8,600人も入っても
ガラガラに感じるほどデカい。
南長野の改修にはとても参考になるレベルではないのだが、
飛田給駅から味スタまでの500mの区間の街づくりは
大いに関心を持って眺めることができた。

試合後の飛田給駅。切符販売機は長蛇の列。

駅構内にはヴェルディとFC東京のフラッグ、
天井からサッカーボールが乗降客を出迎える。
駅前の牛丼屋は赤青のFC東京カラー。
歩道路面にはFC東京のキャラクターが100mおきに描かれている。

篠ノ井駅はそうなる素質が備わってるのだが...
篠ノ井駅の照明は全面オレンジ!とかね(笑)



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